2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

光行差を表したブラッドリーの方程式を、高速移動に伴う物質の収縮より、導くことが出来ました。

星を望遠鏡で見る場合、実際に星のある方向に望遠鏡を向けても、その星は見えません。少し地球の進行方向に望遠鏡を傾ける必要があります。観測者Aの位置をOとし、速度VでQに移動します。星の位置をSとします。SからOQの延長線上に下ろした垂線の足をJとしま…

ローレンツ収縮は正確ではありません。

マイケルソンとモーレーは、鏡を使い、光を90度異なる方向へ、片道11mの距離を往復させ、同時に戻るか実験しました。その結果、光は同時に戻りました。実験装置を、半径Cキロメートルの球体の鏡に替えて説明します。地球が速度Vキロメートル/秒で移動すると…

光速度は不変ではなく、V慣性系に於ける光の速度は、(C−Vcosθ)キロメートル/秒と観測されます。

静止者が見ると、光と観測者Aとの相対的位置関係は、 t'=t x'=x−Vt y'=y z'=z C'=√(C^2+V^2−2CV*cosθ)(第二余弦定理より) と表されます。 ※ (x,y,z)=(Ct*cosθ,Ct*sinθ,0)の平面で考えると、 √{(x’^2+y’^2+z’^2)=√(Ct*cosθ−Vt)^2+ (Ct*sinθ)^2+0^2}=t*√(C^2…

光速度不変の原理の意味するところ

ローレンツ変換は、 ①t’= (t−(Vx/C^2)) / √(1−(V^2/C^2)) ②x’=(x−Vt)/√(1−(V^2/C^2)) ③y’= y ④z’= z ですが、これを三角関数で表現することも出来ます。 変換前の光を⑤(x,y,z)=(Ct*cosθ,Ct*sinθ,0)とし(平面で説明します)、変換後の光を(x’,y’,z’)とし…

マックスウェルの電磁波の方程式において、光速度が不変である理由

「光速度不変」と言う考え方は、マックスウェルの方程式において、電磁力(=光)が、空間を一定速度(C㎞/秒)で伝わることに由来する。プラス又はマイナスの電荷を持つ物質同士は電磁波(=光)を交換し合い、両者間には作用反作用の形で、引力又は斥力が働…